春日部の桐のおこり

春日部の桐のおこり

三五〇年の伝統を誇る経済産業大臣指定の伝統工芸品になった「春日部の桐たんす」の物語です。

ジオラマ写真提供「春日部市郷土資料館」
春日部の桐のおこり
春日部の桐のおこり
春日部の桐のおこり
春日部の桐のおこり
春日部の桐のおこり
春日部の桐のおこり

春日部桐箪笥


日光街道に沿った宿場町である春日部に桐箪笥の生産が始まったのは、江戸時代の初期で、日光東照宮の造営に参加した工匠の一部が、日光道中4番目の宿場町粕壁宿一帯繁茂していた桐に目をつけ定住して、桐材を用いたたんす、指物、小物等を造り始めたのが起源であると伝えられている。江戸時代の中期(1770年代)には、小規模ながらも産地形成されていたことが文献上明らかになっている。その後、大消費地である江戸に近い地の利と、利根川、江戸川等の輸送の便に恵まれたことにより、おのずと発展し、天保年間(1830年代)には、桐箪笥、桐小箱の大きな産地を形成するに至った。明治末期には日本最大の産地となり、現在の桐箪笥の主流である「三つ重ね箪笥」を創作した。昭和10年頃の最盛期には企業数も500を数え、全国はもとより、海外にまで販路を拡張したが、戦後は物品税、生活様式の変化等により激減した。春日部はその後も桐箪笥の産地として成長を続け、昭和54年にはその伝統と技術が認められ、通産大臣(現在の経済産業大臣)から伝統的工芸品に指定されました。
春日部の桐のおこり

春日部桐箪笥 彩桐工芸


春日部桐箪笥とは、国の伝統的工芸品に指定された桐たんすです。
当社は、昔ながらの技法を守り、職人が手作りで、一棹一棹ていねいに作り上げた商品を取りそろえています。
桐は、防虫効果、防湿効果にすぐれています。
衣類の収納以外にも、大切な物の保管に、桐は昔から使われています。
お客様のご要望に合わせ、オーダーメイドもできます。
桐たんすは、親子3代に渡り、使っていただける程すぐれた材質です。
桐たんす・桐小物・インテリアのご相談は春日部市の桐たんす取り扱い店の彩桐工芸へ
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